戦略

コンサル型のビジネスになるにはまず何をすべき?今すぐできる第1歩

会社員から独立起業を考えている人や、副業を始めようと思っている人、またはすでにフリーランスや個人事業主としてビジネスを始めた人。

皆さんが活動を始めてすぐに直面する問題の1つが「作業や納期に追われ、価格競争が激しくて忙しいのに儲からず、しんどい……」というものではないでしょうか。

こういった「代行・請負」の立場から、人に教えてお金をもらう「コンサル」の立場で仕事ができるようになりたいと思い始める人はとても多いですが、いざチャレンジしようとすると、具体的に何から手を付ければいいのか分からず止まってしまう人もいます。

そこで今回は、下請け・雇われの立場からコンサル型ビジネスに転換するには、まず何から始めればいいのかを具体的に解説します。今すぐに手を付けられるステップを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

みんながコンサルになりたがるワケ

現在会社勤めしている人や、フリーランスで働いているけれども頼まれた仕事をこなすので日々精一杯というあなた。

「ちょっとアドバイスしただけで高い報酬がもらえる!」

そんなコンサルタント的な仕事に憧れたことはありませんか?

大学生の就活でもコンサル会社が人気であることからも分かるように、コンサルタントになりたい人は非常に多くいます。

しかし実際のところ、会社勤めの人はもちろん、独立して働いている士業の人でさえも、多くは請負型の仕事をしているのが実情です。

請負型とは、発注者が決めた成果物(商品サービス)を仕上げて納品する、代行するといった仕事のことですね。

外部の請負業者に仕事を頼みたい会社や人はたくさんいるので毎日忙しいかもしれませんが、その中身をみると

  • 納期がキツイ
  • 価格を安く抑えられる
  • 競争も激しい

となかなかハードな状況です。

さらにクライアントからムリな要求をあれこれ押し付けられることもあり、疲弊した人たちは皆、コンサル型の仕事に変えたがります。

コンサル転向がうまくいかない2つの理由と解決方法

コンサルに憧れる人が多いとはいえ、その中で実行できた人、成功している人はいったいどのくらいいるのでしょうか?

実は、コンサル型にポジションを変えようとしたとき、ほとんどの人がぶつかってしまう2つの大きな壁があるんです。

うまくいかない理由(1):請負型のクセで行動してしまうから

多くの人がコンサル型に変われない理由の1つ目は、やっぱり「請負型のクセ」がこびり付いていることです。

これまでやってきた仕事のクセが出るのはどんな仕事でも共通ですが、では請負型のクセというのはどんなものでしょうか?

それは「相手に教えるのではなく、ついつい自分がやってしまう」ことです。

相手になにか課題が見つかったとき、自分がそれを解決する…という発想になってしまうと、自分が時間と手間をかける負担に加え、クライアントの望むモノに仕上がらずクレームになったり、価格競争に巻き込まれて労多くして功少なしになりがちです。

しかし、ここが最大の違いなんですね。

不思議に思うかもしれませんが、あなたが頑張ってクライアントの何かをつくったり代行したりするより、クライアントにアドバイスする方が、断然、高い価格が取れるんです。

請負型の思考が染みついている人は、ここがどうしても理解できないんですね…!

そうならないためのポイントは、

  • クライアントを「できるようにしてあげる」こと、
  • 請負はやらない!と決めておくこと

この2つです。

あなたにとっては自分が動きさえすれば解決することでも、クライアントはそれができない状況です。

1回代行してもらっても、また同じことが起きれば人に頼らざるを得ませんよね。

それが自分でできるようになるのだから、当然、何倍もお金を払う価値がある…ということなんです。

うまくいかない理由(2):自分から仕事をもらいに行ってしまうから

2つ目の大きな違いは、仕事を取るときのしくみです。

コンサル型ビジネスにするためには、自分から見込み客に会いに行くのではなく、相手から来てもらえるようにする「プル型」のしくみを作らなくてはなりません。

電話や訪問などでお客さんに売り込み受注する法人向けの営業をやっていた人は、ここが特にピンと来ないようです。

しかし、世の中はすっかりオンラインの時代になりました。あなたの専門知識や有益な情報をブログなどで発信すれば、それを高く評価してくれた相手が会いに来てくれるんです。

このファーストコンタクトの時点でどちらがアクションを起こすのか。ここが、請負型かコンサル型かの分かれ道と言えるでしょう。

このオンライン化の流れはコロナ禍を機にこの数年で急加速したため、実はBtoBの世界ではまだブルーオーシャンといえます。

では、このようなトレンドを生かしてコンサル型ビジネスを始めるときの始めの一歩は何でしょうか?

それは何かというと……「プロフィール」です。

あなたは自分のプロフィールをしっかりとつくっていますか?

私が主宰するビジネス講座ではプロフィールにとても力を入れていて、講座を通じ、あなたの知識・スキル・経験で高額報酬がもらえるカタチにプロフィールを作り直していきます。

以前の受講生さんは、このプロフィールの見直しだけで、

  • 高額契約が獲れた
  • 連続で5件契約
  • 行政から講演依頼が入る
  • メディア出演が決まった

など、大きな変化の事例がいくつもあります。

私自身も、広告代理店という請負型ビジネスから今のコンサル型ビジネスにシフトしたわけですが、その時一番最初につくったのは、やはりブログに載せるためのプロフィールでした。

コンサル型ビジネスというのは、基本的に「自分自身が商品」。

なので、プロフィールのセオリーは、

  • あなたは何をやってきて
  • どんな実績があって
  • なぜ今の仕事をやっていて
  • 今後何をしたいのか?

これがしっかり伝わるプロフィールになっているほど、相手はあなたを信頼し、あなたに申し込みたいと感じるわけです。

というわけで、コンサル型ビジネスを始めたい会社勤めの方や下請けフリーランスの方は、まず、どんな専門で誰向けにアドバイスをするプロなのか?という視点で、自分のプロフィールづくりから始めてみてください。

コンサル型ビジネスとしてのプロフィールができれば、そこからメニュー・セミナー・集客コンテンツなどすべてができていくので、ぜひ最初に取り組んでみてくださいね!

メールマガジンのご紹介

独立起業に欠かせない「コンセプト」のつくり方、ブランディングの方法、売れ続けるしくみを実践しながら学びたい方は、ぜひ無料メールマガジンを読んでみてください。

「予約でいっぱいのブランドをつくる無料メール講座」

-戦略
-, , , , , , , , ,

© 2024 芳月健太郎 公式サイト