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コーチ・コンサル・カウンセラーの「集客できないプロフィール」ダメな書き方3パターンと改善方法

コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど個人向けの対人支援ビジネスで独立起業をしている方、これからしようと思っている皆さん。

ホームページやSNSのプロフィールはしっかり作ってありますか?

「思うように集客できないな…」と感じるときの原因は、商品そのものの良し悪しもありますが、実はそれ以外にプロフィールのせいで見込み客を取りこぼしている可能性もあります。

たとえば「ですます調」でつらつらとプロフィールを書いている人。

あるいは経歴をただ並べただけの人。

ほかにも、もし、その残念なプロフィールが原因でせっかく申込みや問い合わせを検討していたお客さんが「やっぱり止めよう」と思ってしまっていたら…大変ですよね。

今回は、「それでは絶対に売れない」というダメなプロフィールのパターン3つと、しっかりと集客につながるプロフィールの考え方や書き方、改善点を解説します。

100%見られる「プロフィール」なのに…うまく書けない人だらけ

さて、私が主宰するビジネス講座では、プロフィールづくりにもしっかり取り組んでいます。

プロフィールをちょっとした自己紹介くらいにしか思っていない人も多いですが、それは大間違い。

講師やコンサルタントなど「自分が商品になる仕事」では、まさにプロフィールこそ商品そのものです。

多くの人は「この人の講座は役立ちそうだ」「この人に相談すれば自分の悩みを解決してくれるかも!?」と期待してセミナーや体験セッションに申し込んだり、問い合わせしたりします。

その時に、講座やセッションの内容と同じくらい重視するのが「どんな人がやっているのか」という部分です。

いくらいい感じの講座内容が書かれていても、講師がどんな実績を持っているのかさっぱり分からない人、素人っぽい人だとしたら、ちょっと参加を思いとどまってしまいますよね。

どんな人がやっているのかを伝えるために、プロフィールは非常に重要な役割を持っているんです。

ところが、いざ「自分のプロフィールを書く」となると、実はほとんどの人がうまく書けないのが現実です。

特にアメブロなんかを見ていると、それはそれは「絶対に売れない」プロフィールのオンパレード。

しかし逆に言えば、うまく書けない人だらけの中でしっかりと集客につながるプロフィールが書ければ、余裕でライバルに勝てるわけで、力を入れない手はないですよね。

売れないプロフィール例その①略歴を並べただけ

具体的な「売れないプロフィール」の1つめは「略歴しか書かれていない」です。たとえばこんな感じ。

 20XX年 ○○大学○○学部卒
 20XX年~ 株式会社○○ システム部
 20XX年~ 株式会社○○ 開発部
 20XX年~ ○○株式会社 

私の見た限りでは、略歴しか書かないのは法人からの請負仕事をやる人に多いですね。プロフィールというより職務経歴書みたいですが、こういう書き方をする人は、自分の立場を「フリーランス」だと思っています。

しかし、これからは自分がブランドになってやって行くのだから、フリーランスではなく「個人起業家」としての価値が伝わるようなプロフィールが必要なんですね。

ちなみに、さらに上を目指していくなら次は「経営者」としてのプロフィールが必要になってきます。

売れないプロフィール例その②想いを書き綴った「ポエム」

次によく見かけるのは、ツラツラと「ですます調」で自分の生い立ちや想いを書いている人です。

プロフィールを読んでいただきありがとうございます☆
私は幼少期から人一倍○○で、学生時代はキラキラとした同級生たちと比べて私は○○で○○な気持ちでした。
卒業後は田舎を離れて都会に就職したものの、職場になじめず○○な想いを抱いていました。
今の世の中って○○ですよね?傷つきやすい人間は、いつだってもっと大きな愛を求めています。
そんな私に、人生の転機が訪れたのです。
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このような感じで延々とポエムのような文章を綴っているプロフィールは、セラピストやカウンセラーの方に多い傾向です。

しかし、まずプロフィールの目的とはなにか?を考えてみて下さい。

プロフィールで一番の目的は、読む人にあなたの「事実」を伝えることです。

あなたの気持ちや想い、主張などは、初めて見る人にとっては本当かどうかわからないことですよね。

しかし事実というのは誰が見ても事実と分かることが求められます。

代表的なのは「施術で~という悩みが解消した人はこれまでに〇人」などの数字で伝えることですね。

これをよく理解せずに、プロフィールに想いとか感じたことばかりダラダラ書くと、読む人にとってはノイズになってしまうんです。

「感想はいいから、実績を教えてくれよ!」

こんなことを思わせてしまうんですね。

事実がきちんと伝わるプロフィールの基本は、「だ・である調」と「体言止め」で簡潔に書くこと。加えて、事実に基づいた数字などを入れましょう。

こう言うと

「ちょっと冷たく感じませんか?」

「ビジネスライクに感じてしまいます……」

と言う人もいるのですが、これは順番が逆です!

人間味を出すのはブログの記事やSNSの発信、セミナーなどのライブの場でやれば良いことです。

記事や発信に人間味があふれていて、「誰だろうこの人?」とプロフィールを見たら、「おお!プロじゃん!」と思われる。

プロフィールはこの流れを目指しましょう。

売れないプロフィール例その③「何をやっているか分からない」

3つ目は「何をやってきたのか/やっているのか分からない人」です。

例えば次のプロフィールを見て、この人が何のプロなのか、何が売りなのか分かるでしょうか?

こんにちは、〇〇といいます!
「人生楽しむ」がモットー。
悩んだら筋トレでストレスを吹き飛ばしましょう。
週末は逗子の海なんかに出没してます。

なんとなく、フィジカル系のトレーナーか何かかな…という気もしますが、趣味なのか仕事なのかも定かではなく、よく分かりませんよね。

見込み客が誰かのセッションや講座に申し込むときには、いちいち口に出さないだけで、必ずプロフィールであなたのことをじっくり吟味するものです。その時、何をやっている人かわからないなんて、もう論外なのです。

  • 過去の仕事や学びの中で身につけたことは何か
  • それをどう生かして対人支援の仕事をしてきたのか
  • 顧客の成果にはどんなものがあるのか

これらを明確にプロフィールに記載しましょう。

過去の話だけではなく、プロフィールをつくる段階で「自分はなぜこの仕事をやるのか?」に向き合うことになり、それが「自分はこの先、何に全力を注いでいくのか?」の原点となります。

原点を外したままでは起業は軌道に乗りません。高額な商品ならなおさらです。売れる高額プログラムを確立するためにも、自分は何をやってきたのか?これから何をやっていきたいのか?をとことん掘り下げてプロフィールに入れましょう

プロフィールを改善すればビジネスが爆伸びする!

さて、あなたのプロフィールは、上記のダメなパターンに当てはまっていませんでしたか?

繰り返しますが、あなたの商品サービスを検討するとき、お客さんは100%あなたのプロフィールをじっくり見ています。

だからこそ、プロフィールというのは本来、プロフィールだけで売れるくらいに仕上げておかなければいけないんですね。

ちなみに私の講座では、このような主旨で受講生さん1人1人のプロフィールをまとめ直した結果、

  • いきなり高額契約を5件連続獲った人
  • ラジオ出演が決まった人
  • 初出版に成功した人
  • 行政から講演依頼が来た人

など、さまざまな結果を出した人がたくさんいますよ。

出版社にも採用されるレベルのプロフィール作りに興味のある方は、ぜひ講座に参加してみてください。募集は不定期ですが、決定しだいメルマガでお知らせしますので、記事の末尾のリンクから登録しておいてくださいね!

次々と新しいSNSツールが出てくると、そのたびにプロフィールを練って新しく載せなければいけません。しかし結局「自分は何者なのか?」という原点がすべてです。この原点をしっかりプロフィールで描いてみてください。

それをベースに普段の発信を続け、それが多くの人に共感されれば、集客力はしっかり上がって行きます!

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