商品開発

個人起業家が何千万・何億も稼ぐための「商品力」を高める方法【後編】

コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど個人向けの対人支援ビジネスで独立起業している皆さん。

この記事では、今後皆さんがビジネスを成長させ、年間の売上が何千万~さらには億に手が届くために絶対に必要なチカラと言い切れる「商品力」を高める方法を、前後編に分けてお届けしています。

その方法は大きく分けて5つあるのですが、【前編】では、まず以下の3つを詳しく解説しました。

  1. セッション力
  2. 顧客実績
  3. 希少性

今回の【後編】では、残りの2つについて解説します。前回より少しずつハードルは上がっていきますが、これをすべて実現できれば、あなたの商品力が爆上がりし、大きな収益アップが見込めるようになります。

商品力を左右する5つのチカラ その4:模倣困難性

商品力を高める5つのチカラ、4つめは「模倣困難性」です。

ちょっと難しい言葉…と思うかも知れませんが、要は「かんたんにマネされない」ということですね。

あなたは、売れている人を見て「自分にはとてもこんなことできない!」と思ったことはありませんか?

たとえば、すごい作業量をこなしている人っていますよね?

なぜあんな短期間に、あれこれ色んなものを出せるんだ?と圧倒されたりするものですが、そういう「圧倒的な作業量」というのも模倣困難性のひとつです。

普通の人なら年に2回、新商品のローンチプロモーションができるかどうか…というところへ、年に4回も5回もどんどん打ち出す人がいたら、同業者はたいてい戦意を喪失します(笑)。

実はこのとき、裏ではチームを作って分業体制でやっているわけですが、それを知らなければ

「私は年に2回で精一杯なのに、なんで??」
「私にはそもそも向いてないのかな」

といった気持ちになりがちです。

これは、圧倒的な作業量をこなして見せつけることで

「あの域に達するのは私には難しいんだ・・・」

という「諦め」という名の参入障壁をつくっているわけです。

意図的にやっているかどうかは本人しか分かりませんが、いずれにしてもこういった「圧倒的に仕事をする」というのも、ライバルを増やさない戦略のひとつなんですね。

あるいは、「自分のバックグランド」がなかなかマネできないものであれば、これも模倣困難性のひとつです。

たとえば「人を惹きつける話し方の秘訣を教えます!」というコンセプトで売っている人が、

  • 元テレビ局アナウンサー
  • 普通の会社で事務職をやっていた人

の2人いたとしたら、あなたはどっちの人に教わりたいですか?

やはり「アナウンサーから習いたい!」と思いますよね。

もし、あなたがこのアナウンサーの立場なら「私はアナウンサー出身です!!実績があります!!」ということをガンガン前に出して、プロフェッショナル感で勝負すると良いわけです。

こんなふうに、その人の積み上げてきた歴史というのは、他人が簡単にマネできない非常にだいじな資産です。

あなたの商品力を挙げる「模倣困難性」を高めるには、過去にやってきたことや経験をしっかり棚卸しして、その中でマネされづらいことを見つけるのが一番なんですね。

 

商品力を左右する5つのチカラ その5:価値提供力

そして最後の5つめです。実はこれが対人支援の仕事で人を集めるときの最も大きな原動力になります。

そのチカラとは「価値提供力」です。

皆さんは、さまざまな方法で発信をしていますよね?

ステップメールもそうだし、特典、YouTube動画、こういったブログ記事だってその1つですよね。

さまざまな媒体を通じて「価値がある」と思ってもらえるようなコンテンツを制作し、発信していく力のこと・・・。それが価値提供力です。

そして売れていく人というのは、共通してこの価値提供力が非常に高いです!

「無料でここまで教えてくれるのか!」と受け取る側が驚けば驚くほど、その人は価値提供力が高いということになります。そういう人のもとには自然とお客さんが集まり、高額契約をどんどん獲っていけるんです。

なにより私自身、起業が軌道に乗ったのは、この価値提供力に重点を置いたからでした。

10年前の起業当時、広告代理店を退職して自由な時間ができた私は、前から行きたかった色々なセミナーに参加してみました。

ところが、期待して参加したものの、どのセミナーもお題をサラッと話すだけで「詳しく知りたいのなら高額バックエンドへどうぞ!」ばかりだったんです。

それもけっこう露骨に…です。

あまりにも「なーんだ」と言いたくなってしまう内容ばかりでガッカリした私は、自分が主催するセミナーは、中身をメチャメチャ濃くしよう!と考え、それを実行しました。

それこそ、ゲップが出るくらいに、です(笑)。

でもこれが当たったんですね。

まわりがノウハウを出し惜しみしているなか、私が種明かしをガンガンやるものだから、みな驚いて「もっと詳しいことをこの人は知っているに違いない!」と高額契約が入ってきたんです。

最近はYouTubeでもどんどんノウハウを出す人がいますし、しかも意図的にやる人も多くなったので以前よりかなりハードルは上がってますが、それでも価値提供力という本質は変わらないんです。

ということは?

そうです、あなたがこれからつくる特典でもセミナーでも、「え?ここまでやるの?」とか「知らなかった!」といった濃い内容であればあるほど、売れる確率は高くなるわけです。

ではそんな価値提供力って、どこから出てくるのでしょうか。

それこそが、あなたのこれまでの経験やスキルであり、積み上げてきたセッションや事例なんですね。

それがあなたのオリジナルの高額プログラムとしてまとまって、ビジネスの「軸」となれば、価値提供力はいくらでも高めることができるわけです。

5つのチカラを育てて、億を稼ぐ商品力を手に入れよう

さて、ここまで解説してきた5つのチカラを再度おさらいしてみましょう。

  • セッション力
  • 顧客実績
  • 希少性
  • 模倣困難性
  • 価値提供力

これが個人起業家の商品力を構成する5つの要素で、全て揃っている人は億を稼ぐことも夢ではなくなります。そうでない人は5つ揃えることを目指して日々努力を積み重ねていきましょう

そして、あなたもこの5つのチカラを高めることにやりがいを感じて楽しくなってくれば、あなたの商品はロングセラーとなり、末永く売れ続けることができます。

ロングセラーになるということは、他の商品や作業をしている間にもずっと収益が上がり続けるということです!

もちろん、時には新しいノウハウやビジネスの情報が流れてきて、右往左往したり迷ったりするときもあると思います。

でもそんな時こそ、自分がやるべきは「つねに商品力を上げ続けること」というのを忘れないことです。

ここさえ押さえておけば、あとはやるだけですね!

また、具体的な商品づくりのやりかた、考え方については、私の著書『最強コンセプトで独立起業をラクラク軌道に乗せる方法』が非常に役立ちます。

個人起業家のコンセプトのつくり方が全部書いてありますので、まだ読んでない方はぜひ読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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