あなたは「ブランド」と聞くと何を思い浮かべますか?
バッグやジュエリーなどファッションの世界では、「ブランド」には、独自のこだわりとストーリーに裏付けられた確かな品質と、他で手に入らないオンリーワンの価値があり、その対価として人は高額なお金を払うわけですよね。
実は、個人のビジネスにも、もちろん「ブランド」が存在します。
ブランドとして確立された人の商品やサービスには、たとえ高額でも、順番待ちをしてでも、人は申し込んでくれます。
「でも、自分にはそんなブランドと言えるような飛びぬけた個性やストーリーなんて…」
とあなたは思うかもしれません。
が、それは違います!
ブランドを確立するのは、どんな人でも必ず持っているあるものを使えば可能なんです。
そのあるものとは…
「経験」
です!
今回は、あなたの「経験」を、選ばれる「ブランド」に変えていくための戦略を三段階で解説していきます。
目次
経験をブランドに変える戦略:その1「あきらめない」だけでOK!
あなたの経験を「ブランド」に…と聞くと大変なことのように思えますが、最初の一歩は本当にシンプル。
「自分には必ず経験がある、だからあきらめない」
まずはこれだけです!
「私にはブランドになるような経験なんてない…」
「私の経験を誰が必要としているのかわからない…」
こんな自分へのダメ出しで最初から諦めてしまう人が本当に多いです。おそらく95%の人はここで離脱するのではないでしょうか。
だからこそ、ここを突破すると、競争相手が少なく好きなようにビジネスを展開できる世界に飛び込めるんです。
やり方によっては、会社勤めの何倍もの収入・自由・やり甲斐を手に入れるのも夢ではありません。
実際、この私(芳月)も、広告会社で培った商品開発力やコンセプトワーク・プロモーション経験を「個人起業を軌道に乗せたい人が選ぶべきブランド」として、現在進行形でどんどん認識されつつあるところだからです。
繰り返しますが、「ブランドになる経験がない」なんてことは絶対にありません!
たとえば、もし、あなたに営業経験があれば。
社内セールス1位などの華々しい実績がなくとも、セールス未経験で困っている主婦や技術職のにとっては、あなたは十分ブランドになりえます。
あなたに子育ての経験があれば。
プレママや、赤ちゃんの育児に困っているママからは心強いコンサルタント、相談相手となります。
たとえあなたが引きこもりやウツを経験しても、それを克服できたなら、もう専門家の1人といってもいいくらいです。
ただ、人はこれまで自分が当たり前のようにやってきたことほど、それがブランドになるとは認識できないんですね。
これこそが盲点なんです。
多くの人にとって、この「実感がわかない」ことが経験をブランドにする最初のカベです。
周りから「ふつうの人が起業なんてムリだよね…」という声を聞いた時は、「やっぱりそうですよね」と納得するのではなく、「しめた!」と思うべき。
そして、「自分は諦めずに突破しよう!」と思いましょう。
これが1つ目の戦略です。
経験をブランドに変える戦略:その2「言語化と発信」
あなたの経験をブランドに変える2つ目のステップは、
「見えないものをコトバにする」
です。
経験という目に見えないモノは、自分のどこにどんな形で持っているのか、そして誰かの役に立つのかどうか、目で見ることはできませんよね。
そんなものは売れないだろう…と思うのが普通でしょう。
だからこそ、経験をブランドにするためには、その経験が
- 誰のどんな悩みに
- どのように役に立ち
- その悩みはどう良くなるのか?
と「言語化」する作業が必要です。
私の仕事は、まさにここの部分です。
しかし、この「コトバにする作業」というのは、「型」を知らないとなかなかできないものでもあります。
苦労することもありますが、できあがったコトバを、思わず欲しくなるような表現や並べ方でじょうずに見せれば、それを必要とする人にとってはあなたは救世主のような存在に変わるんです。
自分にとっては当たり前のことが、それを探している人にとっては、ものすごくありがたい存在になる…これを「ブランドプレミアム」ともいいます。
つまり、のどが渇いていない人に100円のジュースを売るのは難しいけれど、サハラ砂漠でノドがカラカラの人には、5000円でも売れるという「差」が生まれることですね。
その前提として絶対にやらなければいけないのは、
- あなたの経験を商品として「コトバにすること」。
- そして、それを必要とする人に届けること。
です。
「届ける」方法は、具体的には、ずばり「インターネット」を使うことです。
ブログ、YouTube、SNSなどのオンラインを駆使して、あなたのできることを世に広く発信していきます。
そんなことできるの?と思うかもしれませんが、いまや、年齢や世代に関係なくやっている人は当たり前のようにやっている時代がきています。
もちろん私も毎日発信を続けていますし、分からない人には私から教えることもできますので安心して下さい。
経験をブランドに変える戦略:その3「結果を出す&示す」!
最後のステップは、あなたの経験を買ってくれた人の「結果を出す」ことです。
あなたの経験にお金を払って申し込んでくれた人が結果を出せば、当然、それは評判になります。
あなたの持っている経験がいったいどのように役に立つのか、未経験の人にとってはよくわからないもの。
それをコトバにして、拡散させることが大切です。
あなた自身やお客さんが、ブログ、フェイスブックなどのSNS、Youtubeなどを通じて「口コミ」を発信することで、多くの人の目に留まります。
商品やサービスが完成したら、それを買ってくれた人の結果を出すこと。
これが、あなたがこれから最も力を入れる点、フォーカスすべき点です。
おわりに
あなたの経験をブランドに変える3つの戦略、いかがでしたか。
- 戦略1:自分の経験なんて…とあきらめず、誰かの役に立つと再認識すること
- 戦略2:経験を商品としてコトバにして、必要な人に届けること
- 戦略3:経験を買ってくれた人の結果を出すこと
これらによって、経験は必ずブランドに変わっていきます。
もちろん、それ相応の時間はかかります。
今日明日に、なんていうのは無理です。
私自身、過去の経験を高く買ってもらえるようになるまで2年半くらいかかっています。
また、私は出版もしていますが、経験をもとに本が完成するまで少なくとも数ヶ月は要します。
それくらいの時間がかかるものと考えて、この3つの戦略を忘れずに、コツコツ実践していくことが大切です。
多くの人は、このような戦略もなく、コツコツ継続もできず諦めていきます。
でも、これを知ったあなたにとっては逆にチャンスです!
ぜひ、あなたはあきらめず3つの戦略を実行して、成功してもらいたいと願っています。
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