コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど個人向けの対人支援ビジネスで独立起業している皆さん。
- 「次のセミナーはどんなテーマにしよう?」
- 「新しい顧客層にアプローチできる商品作りが必要だけど、なにが良いのか…」
- 「契約の特典はなにが喜ばれるのだろう…」
など、考えてもなかなかアイデアが出てこず困っていませんか?
実は今、ある理由から、この「アイデアを出す能力」が低下してしまっている人がものすごく多いんです。
でも大丈夫!
誰でもみんな、子供の頃からやっている「アレ」のやり方をほんの少し変えるだけで、アイデアは溢れるように出てきます。
今回は、個人起業家として売れるために必要な「セミナー」「特典」「商品」のアイデアが次々とアウトプットできる方法を紹介します。
お金も特別な準備もほとんどいりませんので、ぜひ今日からすぐにでもやってみて下さい。
目次
多くの人の「想像力」が低下…それにはこんな理由が
突然ですが、あなたはここ最近、1ヶ月あたり本をどれくらい読みますか?
おそらくですが
「前は1冊2冊は読んでいたけど、ここ最近はすっかり減ってしまった」
……という人が多いのではないでしょうか?
そういう私も、実は大幅に減ってしまいました。
以前は毎月何冊も、むさぼるように読んでいたのに、最近はよほど「コレだ!」と思わないと手に取る気がしない。
その最大の理由は、やはり、私を含め人々の接する媒体が相当な時間「動画」にシフトしているからなんです。
スマホで確認してみると分かりますが、いま、YouTubeやショート動画なども含め1日に数時間も動画を見ている人は少なくありません。
文字+画像だけの本や雑誌・WEBページなどと比較して、動画の情報量は5000倍もあると言われています。現代人の情報処理量というのは、ほんの10年ほど前と比べても凄まじいスピードで増えているんですね。
ところがです。
この動画によるインプット量が増したことで、実は今「ある能力」が危険にさらされています。
以前はみんなもっと豊かに持っていた能力です。
それは何かというと……
「想像力」
なんです。
想像力=ものごとをイメージするチカラ、ですね。
なぜ動画によって想像力が落ちるのかというと、動画というのは一瞬も途切れることなく画像と音声が目や耳に流れ込んできますよね?
それを処理する脳には「スキマ」がまったくない状態になりますが、想像力が生まれるのには、あなたもお分かりのとおり「スキマ」を必要とします。
- 目を閉じてボーっとイメージする
- 音楽や街のざわめきを聞きながら昔のことを思い出す
- 流れる風景を見ながら何も考えずにいる
こういうスキマがあるから、頭の中にイメージが膨らんで、想像力はやがてクリエイティブな「創造力」に変わっていくわけです。
それが、もし絶え間なく動画が流れてくる環境にいたら?
本来アイデアや発想が浮かぶべきスキマは映像と音に埋め尽くされて、想像力も創造性も落ちてしまうのは当然ですよね。
個人起業家には想像力が不可欠!
この想像力→創造力というのは起業家にとって必要不可欠なものなんです。
とはいえ、多くの人は「創造力が必要」といわれてもピンと来ないのではないでしょうか?
それでは、今から
- 次のセミナーのネタ
- 明日のメルマガネタ
- 新しくつくる特典の内容
を考えてみて下さい!
と言われたら?
想像力(と創造力)がなければ、きっと何も浮かんできませんよね。
起業塾をあちこち渡り歩いても何も形にならない人というのは、このあたりの考え方がゴッソリ抜けていることが少なくありません。
「誰かが儲かるやり方を教えてくれて、それを自分はやれば月100万行くぞ!」なーんて思っているんですね。
しかしビジネスというのは、誰かに何かを習ったらそれを自分に応用して、自分で考えたアイデアを形にしなければ前には進まないんです。
その時に必要不可欠なチカラが、いま非常にみんな低下してきている「想像力→創造力」というわけです。ないと困ることが分かってきたでしょうか……!?
想像力・創造性は、誰でもできる「アレ」で高められる!
さて、それでは、動画がインプット効率を高める一方で、個人起業家のビジネス成長に欠かせない「想像力」を奪っているとしたら?
生き残るためには、やはり、なんらかの工夫をしないといけないですよね。
では一体どうやって想像性を高めるのか?
瞑想?
発想力トレーニング?
散歩?
もちろん、それらも有効な方法ですが、実は!!
もっと身近で、あなたもこれまで数え切れないほどやってきたことで、さらにインプットも同時にできる素晴らしい方法がありますよ。
それは何かというとですね、
……
……
……
それは、
「読書」です!!
……
「なーんだ、読書?つまんない」と思いましたか?(笑)
でも、ちょっと待ってください。
読書は読書でも、ちょっと読み方が普通とは違います。
実は私も何か新しいことを考えるとき、この読書法を使って本を読むことが多いんです。
すると、うまくいくときは、なんと1冊の本だけで50ページのセミナースライドや40分の動画もできちゃうんです。
もちろんそれに加えてメルマガなども数本分書けるし、ステップメールだって書けちゃいます。
今すぐできる!想像力・創造性をぐんぐん高める読書法
「読書だけでセミナーも動画もメルマガも?」
と、信じられない方もいるかもしれません。
でも、本ならそれができるんです。
なぜなら、動画と違って自分のペースでスピードをコントロールしたり、自由に読むのを止めて考えたりができる本には、アイデアや発想に欠かせない「スキマ」がたくさんあるからです。
では、具体的にどうやるのかを説明します。
本を読んでいると、読みながら
「そうだ!こんなやり方もイイな」
「この本に書いてあるコレを仕事に生かせるかも?」
という想いが湧いてきませんか?
でも、そのままだとたいてい読み終わった時には頭から抜けてしまっているものです。
そこで、そのつど本を読むのを少しだけ中断し、手元に置いておいたスマホの「メモ帳」アプリなどにどんどん想いをメモしていくんです。
これが自由にできるのが本のいいところですね。
もちろん、メールアプリやスマートウォッチなどに話しかけて音声入力してもかまいません。
アイデアや思い付きを記録してしまったら、一旦忘れてまた読書を進めます。
そして、最後にパソコンやタブレットなど、全体を見ながら編集・整理できるデバイスに転送します。
翌日などに送ったメモを改めて見てみると、そこはアイデアの宝庫になっているはず。
「そうそう、このメモにあるコレを今度のセミナーでやってみよう」
「今度のプロモーションのキャッチフレーズはこの言葉を使ってみよう」
……のように色々な企画に役立てられるんですね。
そうなるとモチベーションも自然に上がります。
「そうだ!これをやってみよう!」というアイデアをたくさん持っていれば、「やる気を出すぞ!」「気合入れてアイデア出そう!」なんて無理にチカラを入れなくたって、自然にやる気が出てくるものです。
ここ最近は、多読、多動がもてはやされていますよね。
本のあらすじをまとめたサービスが流行ったり、映画を早送りして少しでも多くの情報を入手する「タイパ」を追い求める人も増えています。
でも、私は必ずしもそればかりが良いとは思いません。
それよりも、何を創造するか?何を生み出すか?が大事。
実際、多読ばかりしてもちっともアイデアが出ないとか、せっかく行動量は多いのに散らかったままでまとまらない!という人もゴマンと見ていますよ。
そんなもったいないことにならないように、今回お伝えした読書法、つまり「アウトプット読書法」をぜひやってみてください。
難しい準備や技術もいりませんし、スマホさえあれば今日からすぐにでもできます。
そしてこれからは、1冊の本、ひとつのインプットから少なくとも10のアイデアを出せるくらい、生産性の高い生き方をしていきましょう!
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