コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど個人向けの対人支援ビジネスで独立起業を果たした皆さん。売上は順調に増えていますか？
今回は、個人起業家が「安定した売上」そして「安定した収入」でやっていくために欠かせない、ものすごく単純な方程式をお伝えします。
読み終えた時には、「自分が今すぐやることは何か」そして「今年1年なにをすればいいのか」がハッキリしているはずですよ。
9割の起業家が忘れていること
皆さんが会社を辞めて独立起業したのはどのくらい前でしょうか。
つい最近起業したばかりだという人、次で5年目だという人など様々かと思いますが、あなたがいま売上や収入について一番望んでいることはなんでしょうか？
それはズバリ、
「安定したい……！」
ではないですか？
会社を辞めて独立し、毎月毎月決まった日にお給料が振り込まれる生活でなくなった瞬間、頭の中を占めるのはきっとコレですよね。
いや、会社を辞めたばかりの人に限らず、すべての個人起業家の一番の悩み・気がかりは、やはりこの「いかにして、毎月の収入を安定＆成長させるか」に集約されると思います。
考えてみれば、起業する動機って、
- サラリーマンのような決まった収入と仕事ではなく
- 自由に好きなことを好きなだけやって
- 欲しいだけの収入を得られる
そういうものだったはずですよね。
なのに、なぜかいざ起業すると、9割の人はすっかりそんなことは忘れてしまって、「やっぱり安定が欲しい……！」となってしまうんですね。
個人起業＋安定は、意外と簡単！
でも、そんな喉から手が出るほど欲しい「安定」って、実はそれほど難しいことではないんですよ。
たとえば私がその例です。
起業して以来、収入は驚くほど安定しています。
そりゃあ、”Youtubeで話題の30代起業家”のように何億円も一気には稼げませんが、起業初年度から安定してジワジワと収入を上げています。
この間で少し収入が下がったのは母のガンが発覚した年だけで、その時は意識して仕事のペースを落としましたが、他の年はすべて前年度をクリアし続けています。
しかも、単に金額が上がっただけではなく、年を経るごとに「働く時間が減っている」のがポイントです！
毎年収入が増え、働く時間が減っている理由
前年の収入を上回りつつ、労働時間は減っていく…それはなぜかというと、一度やった仕事は習熟するから、2回目、3回目は前より早くできるからというのが1つですね。
たとえば数年前の私は、フロントセミナーの企画が、1年に2つしかできませんでした。
今にして思えば「1年にたった2つかよ！」と笑ってしまいますが、当時は個人セッションが中心で、同時に抱えているクライアントは20人以上。
さらに添削もガッツリ個別にメールで行っていたので、そもそもセミナー企画を考える時間すらなかなか取れなかったわけです。
それが今では、
- 50人以上を同時に添削して、
- 講座も企画運営して、
- プロモーションもやって、
- ブログや書籍の執筆もして、
- 新しい企画もつくる
これが同時進行できるようになりました。
これができるようになった最大の理由は、例によって「時間！」と言いたいところですが…（笑）。
もちろん上記の拙書『時間デザイン』もぜひ読んでいただきたいのですが、今回はそれ以外にも収入を安定させるための決め手をお伝えしようと思います。
さあ、その答えは何かというと…！？
収入安定の決め手はこれ！
私が実践してきた、誰にでも必ずできる収入安定のもっとも大きな決め手、それは…
「フロント施策の手数」
です。
つまり、
- セミナー
- 勉強会
- ライブ
- 体験セッション
こういったフロント（集客）施策をやって、何人の見込み顧客に出会ったか？がポイントなんです。
今これを見て
「あーハイハイ、フロントねー、知ってますよ」
…と内心思った人もたくさんいるのではないでしょうか。
でも、このフロントで会った人の数はあなどれないんですよ。
ためしに年単位で計算してみて下さい。3年前、2年前、昨年…見込み顧客の数は増えていますか？
あなたの売上の大部分は、つくった高額プログラム×契約人数で決まりますよね。
そして高額プログラムというのは、フロント施策をやらない限りほぼ申し込まれることはありません。
ということは、結局、収入つまり1年間の高額申込み数は、1年間のフロント集客数がどれだけか？で決まるということなんです。
となったら、安定して収入を得ていくためには、フロントの集客人数を増やすしかないですよね？
ただし、そこには1つ落とし穴が…
ただ、ここで問題がひとつあります。
フロント施策をやった結果、めでたく高額契約が獲れたのは良いけど、その対応で忙しくなって次のフロントがズルズルとできなくなる……。
このパターンになる人も多いんですね。
実際、見ていると、
- 新規客対応で次の仕掛けの時間が取れない
- クライアント対応にムダに時間をかけている
- 次の企画にやたら時間がかかり過ぎる
といった感じで「次」ができなくなっていきます。
目の前の対応で手一杯だから、仕掛けようにもネタがつくれない。
「忙しいのはこりごり」と次の企画作りも怖くなる。
結局休む間もなくなり、疲れ果ててしまいます。
そして上のような根本的原因を解決しないまま、フラフラと新たな集客法や対人支援スキルばかり習いにいって、さらにインプットの時間を増やしてしまう。
これが収入の安定しない一番の原因なわけです。
時間の使い方ひとつで安定収入が叶う！
私が昨年、「時間デザイン」という本を出版したのは、こういった「時間がなくて次のフロントの企画や準備ができない」→「収入が安定して増えていかない」という問題を何とかしたかったからです。
この本で解説している「時間デザイン」をちゃんとやれば、時間はまだまだ生み出せることが本当によくわかるはずですよ！
私の講座の受講生さんの2週間タイムテーブルを添削してみると、彼ら彼女らが
- なぜ、これ以上売上が上がらないのか？
- 次のステージに行くにはどこから手を付けるべきか？
は、すぐにわかります。
とある何千万部のベストセラー作家も、著書の中で「成功は時間で全て決まる」と言っています。
その本の最後は、ナポレオンのこんな言葉で締めくくられています。
～お前がいつか出会う禍（わざわい）は、
お前がおろそかにしたある時間の報いである～
ああ、こわいこわい。反省しかない……！
2023年以降は、ぜひ、禍（わざわい）を受けない時間の使い方をしたいものですね！
私が700人以上の個人起業のサポートに実際に使ってきた、時間の生み出し方の具体的な方法を惜しみなく公開していますので、書籍もぜひ、読んでみてください。
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