コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど、対人支援の分野で独立起業した人や、これから独立しようと考えている皆さん。
自身のコンセプトを練り、商品サービスを作ったら、次はいよいよそれを売り出す段階ですよね。
まずは体験セッションやセミナーで内容を知ってもらい、そこに価値を感じた人は高額商品を契約してくれます。
が、せっかくSNSやメルマガ、LINE@などで告知をしたにも関わらず、反応がほとんどないとか、反応ゼロ…なんてことも、初期にはよくあることなんです。
でも、正しい理由と対策が分かっていれば、怖がることはありません。
今回は、募集に反応がない真の「原因」と、あなたにも必ずできる「乗り超え方」をレクチャーします!
目次
緊張の初募集、でも反応は…こんな時どうする?
独立起業したばかりの人、準備期間中の人なら誰もが思い当たると思いますが…初めて体験セッションなどの募集をする時は、やっぱり、かなり緊張しますよね?
準備ができて、あとは募集開始するだけ…という時、ドキドキしてなかなかボタンが押せなかったりしませんでしたか?
私がはじめて「募集」というものをしたのは、まだ起業準備中の無料セッションでしたが、無料でもやっぱり怖くてエンターキーを押す勇気が出ず、告知文を先輩コーチに念入りに見てもらったという、まあ、かなりのビビりでした!!(笑)
今思えば、そんなに怖がらなくても、最初の募集はたいてい何も起こらないのが普通ですから、そういうもんだと思ってまずはやってみれば良いんですけどね。
さて、緊張しながら募集を開始した後、無事に申し込みが入れば一番ですが、残念ながらウンともスンとも反応がなかった時…
あなたはどのように考えるでしょうか?
- 「まだ読者も少ないし、ゼロでも仕方ないか・・」
- 「ちょっと期待したけど、申込み1名か。ま、でもがんばろ!」
- 「えー、反応ゼロ??私、ダメなのかなぁ(泣)」
きっと、こんな感じになると思います。
当然・仕方ない・頑張ろう!といった反応なら問題ありません。
あなたは健全な心の持ち主ですね。
これから改善を加えながら、引き続き進んでいけば大丈夫です。
「反応ゼロなんて、自分はダメなんだ」と落ち込んでしまったら
初の募集で反応が全然なかった。
それはもう誰でもそうで、あたりまえ!と言っていいことなんですが、中にときどき、
「私はやっぱりダメなんだ…」
とか
「今後の見通しがもう立たない…」
とか、この世の終わりみたいに落ち込んでしまう人もいます。
その状態を乗りこえた人から見ると、
「まだ始まったばかりで何言ってんの!?」
という感じなんですが、本人はもうすっかり悲観してしまっているんですね。
私が独立した後、こういう人にあまりにも出会うので、こんなに多いのかと驚いたものですが…こんなことでいちいち落ち込んでいたら、その先にやってくるさまざまな試練を乗り切ることはできません。
首尾良く売れるようになったらなったで、
- 「売上が先月を下回ってしまうのではないか?」
- 「そうなったら生活は…子供の教育費は..」
- 「今の契約が終了しそうなのに、次が決まっていない…ここまでか…」
など、金額のプレッシャーやこれまで築いてきたものを失う恐怖に駆られるので、それを乗り切る精神力が必要なのです。
落ち込む気持ちはわかりますけどね。
反応がないからと、発信の手を止めたりすることは絶対にやってはいけないんです。
知れば納得?「反応がない理由」と、すぐにできる対策
そもそも、駆け出しの時期に「募集しても全然反応がない理由」というのは、いたってシンプルです。
あなたは分かりますか?
なんのことはない、反応がない原因は9割以上、
「そんな募集があったなんて知らなかった」
これだけなんです。
あなたにフェイスブックもYoutubeもインスタもツイッターもフォロワーが何万人もいるのであれば別ですよ。
でも、そうではないのなら、世の中のほとんどの人には、あなたのセミナー・体験セッション・商品はまだ届いていないわけです。
いくらあなたの商品にピッタリはまるお客さんがいたとしても、それを知らなければ絶対に申し込みできませんよね。
だから、「私はダメ」「向いていない」なんていうのは本当に見当外れの分析です。
では、具体的に何をすればいいのか…もう分かりますよね?
まずやることは「知らなかった」という人が少なくなるように、発信する場所や打ち手を増やすことです。
ちなみに、過去に私が参加した勉強会でも「そんなの知らなかった」を減らすためのアイデアを皆で出し合ったことがあります。
それはもうすごい数になりましたよ。
フェイスブックだけでも、イベントページ・シェア依頼・直メール・FBライブ。
外部ポータル等を使うのであれば、こくちーず・セミナーズ・ジモティ。
その他にも、QRコード入りチラシ設置・紹介してくれた人への謝礼。
お金がかけられるなら、FB広告・ポスティング・ブース出店。
などなど、アイデアの数だけでいえば100近くの手段が出たのです。
もちろんそれら全てをやることは不可能ですが、まだ読者の少ないブログとFBでちょこっと告知しただけで「反応がない~!」と嘆く前に、やれることは山ほどある!!
ということなんですね。
「1人でも多くの人に届ける」が一番だいじ!
長年広告業界で働いていた私は身にしみて知っていますが、大企業だろうと、個人起業家だろうと、マーケティングで一番難しく、そして一番重要なのは、自分や自社のことを知りもしない人に振り向いてもらうことです。
だから大企業は年間何百億の予算を広告費に回していますし、売れている個人起業家は月に何百万ものフェイスブック広告を打ったりするんですね。
もしそんな大金があればそれで解決しますが、これから売り出す個人起業家には現実的ではありません。
そこで、私が初心者の皆さんにおすすめしているのは、まずはできる限り自力で「知ってもらう努力」をすることです。
反応がなかった時に、いたずらに自分を卑下するのではなく、また焦って妙な高額商法に飛びつくのでもなく、
- できる発信は全てやる!
- 毎日コツコツ発信する!
という原点に立ち戻ることです。
そして、いずれは広告などに投資できるよう、今のうちに基礎を固め、着実に高額契約を決めて、資金を蓄えておきましょう。
余談ですが、あのホリエモン氏の動画で見ましたが「情報発信がなかなかできない」という相談に対し「はぁ?なんで?」で秒殺です(笑)。
生きるために呼吸をするのと同じくらい、発信はやって当然、やらないと何もできない…と言いたいのでしょうね。
さすがに私はそんな秒殺で「はぁ?」とは言いませんが、この法則は全員に必ず当てはまります。
反応がない!と思ったときは、ぜひ今回お伝えしたように、基本に戻ってできる発信をすべてやり、次の募集に備えて下さいね。
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