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個人起業のターゲット設定方法。あなたの理想の顧客像はこれでピタッと決まる!

コーチ・コンサルタント・セラピストなど、対人支援で個人起業を目指す人や駆け出しの人にとって、もっとも重要でありながら、なぜか多くの人が忘れてしまう「超当たり前」のことがあります。

それが今回お伝えする「あなたの理想の顧客像とはどんな人か」という問いです。

ココが決まればあなたのビジネスの成長は半分約束されたようなもの。

でも、

具体的にどうやってターゲットを決めればいいのか分からない…

的外れな決め方をしているかも?

と不安な人や自信がない人もいるかと思います。

そこで今回は、数々の個人起業をサポートしビジネスの成長に貢献してきた私がおすすめする「理想の顧客像」について、どう考えてどう設定すればいいのか具体的に解説していきます。

商品・強み・売り上げより最優先で考えなければいけないこととは?

あなたがビジネスを始めるときや、実際にスタートしたときに、常にずーーーっと考え続けなければいけないことは何だと思いますか?

  • 自分の強み
  • 自分の商品
  • 売り上げなどの数字

たしかに、これらは非常に重要で、ビジネスをやる以上いつも頭から離れないと思います。

でも、残念ながら、自分の強みだけを一生懸命に考えても、それはなかなか結果に結びつきません。

自分の商品をどうやって生み出すか?改善点は何なのか?を考えるのも、同じく非常に大切ですし、私も商品設計はチカラを入れてサポートしていますが、残念ながら商品のことばかりずーっと考えてもダメです。

売り上げを把握しておくことももちろん大切ですが、数字はあくまでも結果ですから、それよりも仕事の中身がどうだったのか、今後に結びつくのかが重要なわけです。

では、あなたが起業するとき、あるいは、起業を軌道に乗せたいとき、何をとことんずーーーっと考えなければいけないのか?

…それは「顧客」です。

もう少し詳しく言うと、

「あなたの顧客は一体、何を悩んでいるのか?」

です。

こう書くとなんだかどこかのビジネスの教科書のようですが、さらに重要なポイントはその先です。

売れない人は、「顧客」のことを常に考えていない!

私は日頃皆さんの個人起業を支援していますが、なかなか軌道に乗らない…という人によく話を聞くと、「顧客」のことが頭からすっぽり抜けていることが多いんですね。

例えばブログの更新で「今日は何を書こうかな?」と考えて、その日の出来事とか家族の話・趣味などを書いたとしたら、そのとき思考の中に顧客のことは入っているでしょうか?

「私の強みって何だろう?」と一生懸命考えている思考は、顧客の悩みなんて眼中になく、自分の方に向いてしまっていますよね。

同業者の活躍を見て「あの人はなんであんなにファンが多いんだろう?」と気になることもあるでしょうが、その思考の中にも「顧客」のことが入っていないですよね?

そんな調子で、「顧客のことを考えるなんて超当たり前!」と思うかもしれませんが、実は意外と多くの人ができていないんです。

「私のやりたいことは?」

「私が提供できる強みは?」

自分のことばかり考えていてはお客さんは振り向いてくれない・・・。結果、売り上げも増えません。

そうではなく、

私のお客さんが悩んでいることはなんだろう?

その悩みにどうやったら応えられる?

と、顧客のことをずーっと考えている人のもとへは自然とお客さんは集まってくるものです。

「好きになれる顧客」がマスト!

ところで、あなたがこの記事を読み、「ずーーーーっと顧客のことを考える」「ヒマさえあれば顧客の悩みや解決方を考える」などを実行しようと思ったとします。

ここでちょっと1つの問いに答えてみて下さい。

「もし、あなたが自分のお客さんを嫌いだとしたら、それを考え続けられるでしょうか?」

いかがでしょう?

そんなことをしたら、きっと、ストレスで死んでしまうのではないでしょうか?

人は、嫌いな人のこと、しかもその人の役に立つことを、ずーーーっと考えるなんてムリです。

それでは到底ビジネスのモチベーションを保ち続けられないんですね。

ということは…

そうです、少なくとも、あなたが好きになれる顧客相手のビジネスでなければ続けられない!ということなんですね。

ということで、「ターゲットが決められない!わからない!」というときにまず考えるべきは、『誰を助けたら、自分も嬉しいのか?』という問いである、というわけです。

この方法なら、常にターゲット顧客像もペルソナもアップデートできる

こうやってお客さんの悩みに常に答え続けている人の商品サービスは、時代と共にどんどん変わっていきます

それも「売るために新しい商品を考えなきゃ」ではなく、変化するお客さんの悩みに応えようとするから、提供するものも自然に変わるんですね。

よく言われる「集客に終わりはない、商品に完成はない」というコトバは、そうやってあなたが助けたいと思うお客さんのことを考え続けている状態を示しています。

有名な「ドラッカーの5つの質問」の2番目には「あなたの顧客は誰か?」とあります。

それほど基本的なことなのに、多くの人は、ついつい「顧客の悩み」について考えるという当たり前のことをおろそかにしてしまいますし、そもそも「自分が好きなお客さんとはどんな人か」なんて考えたことすらない、という人も少なくありません。

そんな人は、この記事を1つのきっかけだと思って、もう一度!!

  • 「自分が助けたい顧客は誰か?」
  • 「その人は何を悩んでいるか?」

について考えてみてください。

ちなみに、私の講座では、この大事な「顧客の悩み」を忘れないためのワークなどもやっています。

これまでの受講生さんからは「日々のブログネタに困ったり、次回のセミナーネタに困ることがなくなった」と好評をいただいています!

というわけで、これさえ習慣にすればあなたのビジネスは必ず回り出します。ぜひ真剣に自分に問いかけ、考えてみてくださいね!

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