私が、コンサルタント・コーチ・セラピストなど、対人支援の仕事で独立起業している人や現在企業を目指している人をサポートしていて、よく相談されることがあります。
それは、「メルマガを解除されると、とっても落ち込んでしまいます…」というもの。
あなたは、メルマガ解除やSNSのフォロワー解除の通知が届くと、毎回、テンションが下がったり、落ち込んでいたりしませんか?
でも、結論からいうと、メルマガを出すたびに、インスタやTwitterに投稿するたびに、読者やフォロワーが減ったとしても、あまり心配する必要はありません。
その理由を、私の実体験もまじえて説明していきますね。
目次
1度に40人以上にメルマガ解除されても大丈夫な理由
実は、私自身、以前にたった1回の投稿で、なんと一気に40人以上からメルマガを解除されたことがあります。
2020年前半の、コロナ禍で皆が家に閉じこもった頃のできごとです。
自粛に対する疑問をメルマガで配信したところ、その内容について、ある読者からクレームのメールが届きました。
「本の著者でもあるアンタが、そんなことを言うのはけしからん!」
という内容でした。
私は信念を持って書いた内容でしたが、現にクレームが来るということは、書き方に誤解を招く可能性があったのかもしれない。
そう考えて、直後に、誤解を招くような表現をしたことについて謝罪のメルマガを再送しました。
ただ、そのメルマガの中には、謝罪とともに
「このメールマガジンは無料で提供しています。もし内容が気に入らないのであればすぐに解除してください」
という一文を入れたんです。
すると……。
来るわ、来るわ、次々と解除通知が・・・!(笑)
その時は、「いや、よくもここまで解除するもんだな」と思ったほどです。
でも、同時に!!
沢山の応援メールも届いたんです。
そこには、
「いつも、こんなにためになるメルマガをありがとうございます。これからも読みます!」
「クレームをつけた人、人生がうまくいってないんじゃないですか?笑」
「私は芳月さんが言ったこと、間違っているとは思っていませんよ」
などなどのメッセージが並び、お昼に謝罪メルマガをしてからずっと、この応援メールへのお返事やお礼などの対応に追われる1日となりました。
そしてこの時のメルマガの開封率は普段の約1.5倍!!
何年もメルマガをやってきて、一番の反響だったわけです。
メルマガで大切なのは読者数ではなく、「ファン」の数
さて。
あなたは、この出来事から何が学べると思いますか?
もう、お分りですよね?
つまり、こういうことです。
- メルマガ読者やSNSのフォロワーが多いに越したことはないが、肝心なのは、応援をくれるような「ファン」の人数
- クレームを送ってくる人は、あなたの商品サービスやセッションに絶対に申込まない
- 意見が合わない読者には、むしろ解除してもらったほうが良い
- クレームが来てもひるまずにどんどん発信し、常に読者を新陳代謝することが必要
人の身体も会社組織も、新陳代謝をくりかえすことで、合わないモノや人が離れていき、同じ方向に向かうもの同士でよい影響を与え合い、より成長していけるんです。
メルマガやSNSのフォローを解除されるというのは、新陳代謝が正常に行われた証拠ともいえます。
だから、解除されても大丈夫!!!
なんですね。
大事なことは、
- 解除されるのがショックで発信が止まってしまう
- 毎回「何が悪かったのかな…」と悩みすぎて方向性がぶれてしまう
- ネガティブ思考に陥ってくよくよする
…そんな状態にならないことです。
あなたがしっかりと自分の考えや方針を持って発信したのなら、その結果に対していつまでも思い悩むのは「ムダ」な思考ですよ。
「メルマガはもう古い」は信じないで!
ときどき、ネットでは「メルマガ集客はもう古い」「オワコン」などと書かれているのを見かけませんか?
「どうせ読んでもらえないし、時間と労力の無駄なのか…」
と発信をためらったり、やめてしまおうかと考えている人もいるかもしれません。
しかし、私の場合、セッションに申し込んでくれる人というのは、ほぼ100%メルマガを読んでいる人です。
メルマガを読んで、あなたのことを理解してあなたに期待をするから、数十万もする高額プログラムでも、十二分に価値を感じてもらえるわけです。
そしてこの「価値」は、実はSNSだけではなかなか伝わらないんです。
なので!!
ぜひ、メルマガをやりましょう!
メルマガはもう古い!などという、ポジショントークを真に受けてはいけません。
メルマガを作る前に、絶対に必要なこと
「メルマガはぜひやりましょう!」「解除されても大丈夫!」
それは間違いないのですが、その前に、ひとつだけ注意があります。
ちゃんと売れるメルマガを発行していきたいのなら、まず「先に」価値のある高額プログラムをつくることが必要です。
実は、この順番がわからずにやみくもにメルマガだけを作っては疲弊していく人がたくさんいるのも事実なんです。
もちろん私の講座では、一番大切な「価値のあるプログラム」の作り方からとことん一緒に取り組んでいきますよ。
メールマガジンのご紹介
今回の話題となったメールマガジン、もちろん今も発行しています!(笑)
独立起業に向けたコンセプトのつくり方、ブランディングの方法、売れ続けるしくみを実践しながら学びたい方は、ぜひこの無料メールマガジンを読んでみてください!