コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど、対人支援の分野で独立起業し、無料メルマガやLINEで情報発信を行っている個人起業家は多いと思います。
しかし、時にいわれのないクレームや誹謗中傷が届いてダメージを受けることはありませんか?
今回は、こういったクレームに動揺しやすい人へおすすめの対応と、今後クレームが寄せられた時にとるべき方針やマインドセットを解説します。
しっかり身につけて、クレームや誹謗中傷を恐れずにどんどん発信できるようになりましょう!
どうしよう!発信にクレームが送られてきた…
自分のビジネスを広く知ってもらい、興味を持った人とつながるためにメルマガやLINEで発信をしている個人起業家は少なくないと思います。
しかし、それに対する返信の中には、時々こんな人がいませんか?
- 伝えるべきことは伝えたのに、いつまでも返信を続けてまとわりついてくる人
- 発信内容に対し「それは違う!」「私の意見は…」と持論・正論を振りかざしてくる人
- 「言われた通りにやったのに失敗した、責任を取って」などとクレームを言ってくる人
これまでに何百人ものビジネスをサポートしてきた私でも、いまだにこういう人はたま~に現れます(笑)。
- 1年以上にわたって、意味不明なメッセージをLINEに送り続けてきた男性。
- 「今日のメルマガの内容はなんなんですか?あんなことを言うなんて幻滅しました!」と体験セッションの予約をキャンセルしてきた女性。
- キャンペーンでLINE登録特典を発表したところ「自分の時にはなかった!最初から言ってください!」と無料プレゼントに文句を言ってきた人。
- プログラムの値段問い合わせの電話に「ひととおりご説明後に案内します」と答えたら、もういいです!と名も名乗らないで切る人
…などなど、数え出したらキリがありません。
また、いつぞやは「私の発言が不適切だと思う方は遠慮なくメルマガを解除してください」と書いて、歯に衣着せぬ内容のメルマガを送ったら、なんと1日で40件近くメルマガを解除されたこともあります。
その一方で、発信側にも
「こんなヘンなLINEメッセージがよく来るんです!私の発信内容がおかしいのでしょうか」
とか、
「こんなこと書いたらクレームが来ますかね……!?」
と心配したり、悩んだりする人も少なくありません。
クレームを言う人も、それに悩む人も、実にいろいろですね。
メルマガ解除大歓迎!LINEもブロックしていいんです
もしLINEやメルマガに、クレームや誹謗中傷的な返信が届いたらどうすればいいのでしょうか。
自分の発言を見直して反省し、クレームが来ないような内容を心がける?
次回のメルマガで謝罪する?
……いえいえ、結論から言うと「なにもしなくていい」です!
そんなことに悩む必要などは、これっぽっちもありません。
そもそも、メルマガもLINEも、無料で渡しているものですよ?
あなたの発信がイヤなら、解除してもらえば良いだけの話です。
メルマガを解除されると時々すごく落ち込む人がいますけど、そんな必要はありません。
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「メルマガ解除」がどうしてもイヤなんです …そんなあなたへ
なぜなら、あなたの発信に共感できずに解除する人というのは、このまま購読してもらったところで、今後お客さんになる可能性が限りなくゼロに近いからです。
むしろ、そんな相手にあなたの有益な情報を届けるのはもったいないくらいですから、もしメルマガを解除されたら、
「やったー!メルマガ読者がいつか申込んでくれるかもしれない人たちだけになった」
と喜んでも良いくらいなのです。
LINEも同じで、もしいわれなきクレームが来たら、何の躊躇もなくブロックすることをオススメします。
あなたがチカラを入れるべきは、価値観の合わない人たちに付き合うことではなく、あなたを信じてくれる人、あなたのサポートを必要としている人を全力で助けることです。
時間は誰にでも平等なんだから、優先順位で考えれば、あなたの助けを必要とする人に時間を割くことが当然だと思いませんか?
クレームや誹謗中傷は一切無視して、あなたが助けるべき人に集中していきましょう。
あなたがクレームにこれほど動揺してしまう理由とは?
ところで、ここで少し、クレームやメルマガ解除に動揺してしまう原因を考えてみましょう。
実は、大きな原因の1つとして、あなたが助けるべき人の輪郭がぼやけている…...という理由が考えられます。
一度、次のことを考えてみて下さい。
「結局自分は、どんな人を助けて、どんな人は助けないのか?」
私はよく講座で話すのですが、「戦略」ってどういう意味だか分かりますか?
戦略=「戦いを略す」という意味になります。
つまり、なんでもかんでも手を出すのではなく、やらないことを決めれば、やるべきことがおのずと明らかになる、という訳ですね。
同様に、「ターゲットを決める」というのは、同時に「相手にしない人」も決めるということです。
そこが曖昧だったり、嫌われるの極端に恐れてしまったり、付き合いでしかたなく相手にする……といったやり方は、すべて!
この「本当のターゲティング」ができていないということなのです。
ビジネスに対するコミットメントと言うんですかね。それがぼやけているから、それなりの結果を引き寄せてしまうんです。
日本人って、どこかに「お客様の言うことには絶対従うべき」というマインドがあると思いませんか?
日本の接客業の丁寧な対応は世界的にも評価が高く、それはそれで良いことなのですが、世の中にはこの「お客様は神様」思考に甘えているお客さんも多く、そこは問題だと思っています。
逆に、そういう考え方が無意識に身についてしまい、いちいち誰かに許可をもらわないと不安で行動に移せない人もいます。
でも、そういうお金を払ったからエラい、お金をもらったんだから全部やらなきゃ!という考え方でいると、不思議とクレームをもらいやすくなったり、クライアントの家来みたいな立場に自ら陥ってしまうんですね。
しかし、相手がメルマガ読者でもクライアントでも、お互いの関係は五分と五分でフェア、そしてリスペクトし合える関係がやっぱり一番幸せです。
あなたもそういう働き方をしていきたいですよね。
であれば、あなた自身がそういう姿勢で臨むこと、そして助けたい人とそうでない人の線引きをキチンとすることです。
今後も、そういうスタンスで発信を続けていけば、メルマガやLINEのクレームなんてたぶん数分で忘れられるあなたに変わりますよ。
そうしたら、少なくとも仕事が今の10倍楽しくなるはずです。
ぜひ実践してみて下さいね!
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