コラム

パワポなどのスライドを早く作るたった1つのコツ【講座・セールス・動画・特典】

コンサルティングコーチングなど対人支援の仕事をする上で、必ず使うものの1つが「スライド」ではないでしょうか。

 

「パワポ」こと「パワーポイント」や、「Keynote(キーノート)」などで作るスライドは、講座やセミナーの開催時や動画発信、商品サービスの特徴を伝えるWEBセールス特典で配布する資料などさまざまな場面で欠かせないもの。

 

しかし、「さあ作ろう」と手を付けたものの、

 

  • 「1枚作るのに何十分もかかる…」
  • 「どんどん枚数が増えてしまう…」
  • 「何が言いたいのか自分でも分からない」

 

時間ばかり過ぎていきなかなか完成しない…と困っている人もいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、スライド資料を驚くほど早く作れるようになるコツをお教えします!

 

人によっては作成時間を半分以下にできるはずなので、ぜひ読んでみて下さい。

 

「スライド」はいまや独立起業に必須のスキル

 

「スライド」とは、プレゼンやセミナーなどでよく使われる、1枚の画像にわかりやすく要点をまとめたものです。

 

従来は会議室などに集まった人々の前でスクリーンにスライドを映し出すのが主流でしたが、新型コロナウイルス流行の影響で多くの会議やセミナーがオンライン化した現在では、パソコンやタブレット、スマホ上で見せるためのスライドが急激に増えています

 

スライド作りには高度な専用ソフトなどは必要なく、

 

  • PowerPoint(パワーポイント)...Microsoft製
  • Keynote(キーノート)...Apple製
  • Googleスライド…Google製

 

などのアプリやソフトウェアを使って誰にでも作ることができます

 

あなたが会社員なら、上記のソフト、とくに日本ではオフィス向けのシェアが大きい「パワポ」ことパワーポイントで企画書や会議・社内研修資料などを作成する機会も多いことでしょう。

 

私も広告会社時代には、プランナーとしてたくさんのパワポ企画書を作成したものです。

 

そして独立してからも、セミナーや講座の資料、特典プレゼント用、そして動画用にも日々スライドや資料を作り続けています

 

なかでも、5Gの時代を目前にして、情報をわかりやすくまとめた動画の需要はぐんぐん高まっていて、私の講座やメールマガジン登録時にプレゼントしている特典でも、動画はやはり人気で喜ばれます。

 

動画はただ話すだけではなく要所要所にスライドをはさむとぐんと分かりやすくなりますし、最後まで見てもらえる確率がアップします。

 

このように、あなたのコンテンツを「見える化」できるスライドは、いま、会社員だけでなく独立起業に必須のスキルとなっています。

 

あなたがスライドをうまく作れない理由

 

ところが、そんなにも重要なスライドですが、意外に多くの人が「うまく作れない!」と手こずっています

 

操作方法は、ヘルプを見たり、Youtubeなどにも解説がたくさんあるのでそれを見たりして調べることができますし、慣れればだんだん早く操作できるようになります。

 

しかし、多くの人がつまづいてしまうのは、操作方法ではなく

 

「どんな構成にするか?」

 

ということです。

 

たとえば、

 

  • スライドを作っていると、途中からまとまらなくなる
  • ダラダラと枚数が増え、結局何が言いたいのかわからない

 

…という事態になってしまうと、パワポに向かうのがかなり苦痛になってしまいますよね。

 

なぜこのように構成がまとまらないのか?というと、そこには次のような理由があります。

 

  • 「スライド」の形態やパワポなどのツールは、そもそも全体の構成を考えるには不向き
  • 画面上の1枚のスライドに集中するほど、全体が見えづらくなる

 

つまり、「さあ、これからスライドを作ろう!」と作業を開始しても、1枚1枚スライドに取り組むほど枝葉の作業になってしまい全体が見えなくなってしまう…ということなんですね。

 

この方法で、スライド作りは飛躍的に早くなる!

 

では、途中で手が止まってしまったり、迷子になることなくスライドを作り切るにはどうすれば良いのでしょうか?

 

実は、そこにはたった1つのルールがあります

 

それは、「いきなりスライドを作り始めない」こと。

 

ワードやGoogleドキュメントなどの文章作成ソフトを使って、「目次(もくじ)」を作ることからスタートします。

 

苦手な人は、(あとでコピー&ペーストできないというデメリットはありますが)ノートやメモ用紙に手書きでも構いません。

 

構成と目次の例は次のような感じになります。

 

  1. 表紙
  2. 今回の趣旨
  3. 講師の自己紹介
  4. 今回のゴール
  5. そのために必要な手順②
  6. そのために必要な手順③
  7. まとめ

 

このように、まずはスライド番号と見出しを作っていきます。

 

すると、各見出しについて、説明したいことや事例などが浮かんでくるはずです。

 

この記事でいえば、「4.今回のゴール」というスライドには、

 

  • スライド資料がスラスラと作れる
  • セミナースライドや特典などの作成時間が大幅に短縮できる

 

という内容を入れよう…と考えることができますので、それらも目次にメモしていきます。

 

こうして目次ができたら、あとは簡単!

 

目次ごとに、各1枚のスライドに落とし込んでいけばいいだけです。

 

このとき、目次を印刷して手もとに置いて、それを見ながらスライドを作ると、より早く作れるようになります。

 

また、全体の構成や流れがすでに出来上がっているので、途中であらぬ方向へ話がそれていくこともなくなります

 

私ももちろん今でも目次を作ってからスライドを作り込んでいきますし、広告会社時代にも、企画書が書けない部下や後輩には「最初に目次を作りなさい」というと、皆すぐにできるようになっていきました。

 

「そんなの二度手間じゃないですか?」

 

と感じるかもしれませんが、作成の最中に迷って右往左往するほうがよけいに大幅に時間をロスしてしまいます。

 

さらに、手早くスライドが完成すれば達成感は断然高いものになりますし、1枚ごとのスライドを作っているときに構成に気を取られないおかげで、プラスαのアイデアが出やすいというメリットもあります。

 

おわりに

コーチやコンサルなどの個人起業家も、これからは質を問われる時代になってきました。

 

対面の営業や講座だけではなく、「動画発信ができる」「スライドが作れる」といった企画力は必須です

 

ぜひ、今回の記事の「小さなコツ」を取り入れて、アイデアをしっかりととカタチにしていきましょう!

 

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