コーチ・コンサルタント・セラピストなど、対人支援で独立起業している人にとって欠かせないのが、ブログやフェイスブック・インスタ・YouTubeなどを通じた発信です。
高額な広告を打つよりも、これらの発信を通じて商品サービスの内容紹介・他に比べての優位性や独自性アピール・セミナーや講座の告知ができ、そして人柄が伝わることでファンが生まれる上、ひとたび発信すれば長く残って集客してくれる可能性も。個人起業家にはまさにマストだといえるでしょう。
しかし、発信を続けているうちに、「いつも同じような発信…」「なんかネタが出てこないな」と書けなくなってしまうときってありませんか?
そうなるとモチベーションが下がって、ブログを書くスピードは落ちるわ、時間がかかる割には内容が薄くなるわ…当然、読者の反応も落ちるからさらにイヤになりますよね。
実は、何を隠そう、私も過去に何度もこうなっているんです!
でもそこで止まってしまわないように色々な工夫をして、今も発信を続けています。
その工夫とはいったいどんな方法なのか…今回は、そんな「マンネリ」「ネタ切れ」にすぐ効く解決方法を2つ教えます!
ネタ切れ&マンネリ対策その1:自分は飽きても相手は飽きていない!
マンネリだ、こんなのは誰も面白くない…と感じているときにまずやってほしいことは2つ。
1つめは、「自分が飽きても、相手は飽きていない」と考えることです。
どんな人でも、何十回と同じような発信をすれば飽きるのは仕方のないことです。
しかし、あなたがもし10回同じような内容を伝えたとしても、それを見る読者や視聴者にとっては初めて触れる内容だったりします。
ちょっと想像してみて下さい。あなたが舞台やコンサートを観に行くとき、舞台の上の役者さんは全国ツアーでもう30回目の公演…という場合がありますよね。でも、あなたにとっては初めてだからきっと新鮮だし感動するはずです。なんなら2~3回観ても面白いかもしれませんよ。
実際、私や受講生さんが発信したYouTube動画でも、ゼロからネタを考えるのも悪くないのですが、過去の人気動画にネタを寄せてみた回が意外と高い再生回数になったりしますしね。
こんなふうに、自分が飽きても相手はそうではない!ということがわかっていれば、自分は少々飽きたとしても、反応さえ高ければモチベーションを維持できます。
世の中には、自分で自分のブランドを破壊していく人や企業が時折見られますが、それって自分で勝手に飽きて、自分で顧客の期待を裏切ることがほとんどなんです。
ブランドというのは、それを発信した時点で「あなただけのもの」から「あなたと顧客のもの」に変わります。
「飽きて他にフラフラする」イコール相手を裏切ること…と知れば、飽きている場合ではなくなりますよね。
こんなふうに、発信は自分ではなく相手のためだと思えば、手が止まってしまうことはかなり防げると思います。
ネタ切れ&マンネリ対策その2:インプットで自分のコンセプトを深掘りしよう
マンネリ・ネタ切れと感じたら、次にやってみるべきは、単純に「インプット」を増やすように心掛けると良いですよ。
ただこの時、自分のコンセプトとかけ離れたことに次々と手を出さないことように気をつけて下さい。
手当たり次第に取り入れてしまうと、もともとあなたの売りであった部分=見込み顧客にとって必要なことの内容が薄くなり、新しく手を出した部分はまだ学びが浅いからこちらも薄くなります。
結果、それがあなたのブランドを壊してしまうことになるんですね。
インプットするときは、自分のコンセプトをさらに進化させ、補強するようなネタにするのが鉄則です。
言い換えるとインプットはヨコに広げるのではなく、タテに広げる・深める・伸ばすということですね。
発信する側にとって大事なのは、数多い同業者の中から、メルマガでもYouTubeでもいいので、選び続けてもらえること。
そのためには聞きかじりの浅い知識より、経験に基づいてしっかり練った深さのある知識を発信しましょう。その方が断然、読者にとってはありがたく興味深いものです。
そして、インプットは本やネットもいいですが、それ以外にも効果的な方法がたくさんあります。
- 講座やセミナーを受講する
- コミュニティに入る
- 売れている同業者の発信を見る
- クライアントとの対話
質のよい講座やセミナーは自分でネタを探し回る時間をカットしてくれますし、同業者やクライアントとの交流は実体験に基づいた役立つ学びの宝庫です。
よく「ビジネスを回していくには、アウトプット7割:インプット3割がよい」といわれますが、その3割の質を上げて上手に「入れる」ことで、アウトプットの質もまだまだ高められるんですね。
こんなふうに、日々の発信に飽きが来そう・・と思ったら、
- インプットを増やしてみる
- 自分は飽きても相手は求めている
この2つを意識して、発信を頑張ってみて下さい。
きっとそこに新しい読者やファン、見込み顧客がまた現われるはずですよ。
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