コーチ・コンサルタント・サロンオーナーなど、独立起業した人の中には、
「同業者が多くて、その中でどうしたら自分を選んでもらえるのか分からない…」
「数多いライバルに勝つ方法はあるのか」
と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
しかも、今はコロナ禍で急速にオンライン化が進み、対面なら分かってもらえるあなたの個性や魅力もますます伝わりにくくなっています。
そこで今回は、どうやったらお客さんに選んでもらえるのかと頭を悩ませているあなたに、たった1つの「差別化のコツ」をお教えします!
目次
あなたと同じことをやっている人はたくさんいる
まず、「差別化」以前のお話としてちょっと考えてみてほしいのですが、あなたはもしかして、「コーチング」「カウンセリング」などの認定資格を取り、それをそのまま商品サービスとして売り出していませんか?
個人起業で、売れない・集客できない人の典型的なやりかたは、資格を取るときに学んだのとまったく同じ内容でビジネスを始めることです。
いわばその認定資格の「使い手」になるわけですが、それでは同じ資格を取った人はみんなあなたと同じ内容を打ち出しているので、どんぐりの背比べ状態。埋もれてしまうのは避けられません。
仮に他の人より早く認定資格を取ってスタートできたとしても、一時的には売れるかもしれませんが、すぐに追いつかれて、稼げる期間はとても短いものになります。
なにより、全く同じ内容の商品サービスというのは、ライバルが値下げをすれば確実に負けてしまうことが明白です。
じっさい、私もこれまでに認定資格をそのまま打ち出している人を何人も見てきましたが、やはり今、そういう人たちはほとんど生き残っていません。
生き残るには「差別化」が欠かせない
では、どうやったら生き残れるのか?
というと、ここで必要になってくる考え方が「差別化」です。、
具体的にいうと、「習ったスキル」と「自分の経験」を組み合わせ、オリジナルの商品サービスを作って打ち出すことです。
▼自分の経験を商品サービス作りに生かす、具体的な方法はこちらから
ただ昨今は個人起業家も増え、「よし、これならオリジナルだ!」と思っても、あなたと同じアイデアを出している人はたくさんいるはず。
そこでさらに周りに差をつけようと思うと、今度は不必要なテクニックや理論に走り、お客さんからの見え方がどんどん小難しくなって敬遠されかねません。
では違うターゲットに向ければいいのか…と思っても、今まで対応したこともない職種の人や理由があって避けてきた層を相手にするには、ビジネスモデルを根本から変えるようなことにもなります。
これもまた、なかなかうまくいかないものなんですね。
ある「クセ」を直すだけで差別化できる!
でも、そんなとき、小難しい理論や大幅な路線変更をしなくても、あっという間に差別化できる方法が1つあります!
いや、実は差別化というほどのことでもなく、ビジネスの基本中の基本なのですが、みんなが意外なほど見落としていることなんですね。
その方法とは、ズバリ「伝え方」を見直すこと。
具体的には、ある「クセ」を直して、より伝わりやすくするだけです。
そのクセを直せば、いま身につけている知識や技術・人脈などのリソースも全部使えて、ビジネスモデルも変える必要はありません。
まったく同じ内容でも、伝わりやすいかどうかで相手の反応というのはガラッと変わるものなのです。
では具体的にはどうするかというと…
「いかにわかりやすいコトバを使うか?」
を、いつも念頭に置いて話したり書いたりして下さい。
個人的体験でいうと、私は広告業界にいたので、つい小難しいマーケティング用語を使うことに慣れきっていました。
しかし、業界関係者やクライアントのマーケティング担当者にはそれで通じても、新しいお客様である「個人起業をしたい一般の人」となると、それらのコトバでは全く通じなかったんですね。
独立した当初から書いていたブログでは、はじめ、どんなに役立つノウハウを書いても反応がなかったのですが、実はその一番の原因は「コトバの難しさ」だったんです。
正直言うと、今でもまだその小難しさが時々出てしまうのですが…意識して、分かりやすいコトバ・伝わりやすいコトバに置きかえていくと、反応はどんどん出るようになっていきました。
個人起業で多い
- コーチング
- カウンセリング
- コンサルティング
- 施術
などは、すべて「目に見えないサービス」ですよね?
時計や靴などの目に見えるモノを売るのとは違い、目に見えないサービスは、いかにその魅力を相手に「伝える」かにかかっているんです。
こんなに大切なことなのに、できていない人ばかり!
この「伝え方」に関して、多くの人はあまり意識していないのが実情です。
- せっかくすごいスキルがあるのに、説明が難しくてよくわからない
- こんな立派な実績があるのに伝えていない
…なんていう例は山ほどあるし、そもそも、「伝え方」というものを意識している人もまだ少数派。
でも、だからこそ、しっかりできれば他と大きな差がつく部分でもあります。
そして、今のオンライン時代ではますます「伝え方」が重要になります。
パソコンやスマホの画面越しや、文字だけのコミュニケーションで進むやりとりでは、対面のように、話しているうちに人柄や雰囲気で分かってもらえる…ということが期待できません。
なので、あなたもぜひ、自身のホームページやブログ、SNSでの「伝え方」を、いかに簡単にわかりやすいコトバにするか?にフォーカスしてみてください。
それだけでもお客さんの反応はガラッと変わり、相手の方からあなたの個性を発見してくれる、つまり差別化ができていきますよ。
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