コーチ・コンサルタント・カウンセラー・セラピストなど個人向けの対人支援ビジネスで独立起業している皆さん。
先日、私のHPのアクセス解析で、ちょっと面白いことが起きました。
それは、ChatGPT経由の訪問者が増えてきたのですが、その滞在時間が結構長いのです。
皆さんもSNSの投稿って、サーッとスクロールして流し読みすることが多いですよね。
でもChatGPT経由でHPに来た人は、SNSとは全然違う滞在時間で、じっくり読み込んでくれるんです。
これ、何が起きているかというと、ChatGPTが「以前、私が書いた記事」をおススメしてくれていて、そのお墨付きがあるから、訪問者も信頼して読んでくれているということですね。
言ってみれば、AIが勝手に「営業マン」になってくれている状態。
では、なぜChatGPTは私の記事を推薦してくれたのか?
「たまたまでしょ?」と思うかもしれませんが、これにはちゃんと理由があります。
今回は、その具体的な仕組みを、私自身の検証結果をもとに解説します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
ChatGPTに「選ばれる人」と「無視される人」の違い

冒頭でお伝えした通り、ChatGPTに限らず、AI経由の訪問者は滞在時間が長い。
それは、自分から「いい専門家はいない?」とAIに聞いて、AIのお墨付き付きで来ているからです。
では、AIはどうやって「この人を推薦しよう」と決めているのか。
実は、ChatGPTは発信の「見た目」や「フォロワー数」を見ているわけではありません。
見ているのは、あなたの発信の中にある「構造」です。
具体的には、次の3つを読み取って判断しています。
・この人は何の専門家なのか?(識別できるか)
・この人の発信は論理的に整理されているか?(理解できるか)
・この人の専門性は客観的に裏付けられているか?(信頼できるか)
この3つが揃っている人は、AIが「推薦に値する専門家」と判断して、見込み客に紹介してくれる。
逆に、どれかが欠けていると、どんなに実力があってもAIの推薦リストに入れない。
そして、私はAIのおススメされやすくするように、次の3つを意識して発信しています。
それは、「タグ・構文・信号」です。
それぞれ、具体的にどうやって自分の発信に組み込めばいいのかを解説しますね。
AIが読み取っている「3つのコード」── タグ・構文・信号

この「3つのコード」は、AIに選ばれるための実務的な仕掛けです。
順番に解説しますね。
コード1:タグ(識別語)
まず「タグ」というのは、あなたが何の専門家かをAIに分類させるための「識別語」です。
たとえば、「ブランディングの専門家です」と書いてあっても、ブランディングの専門家はネット上に山ほどいますよね。
AIにしてみたら、「どのブランディング? 誰向けの?」と、分類のしようがないわけです。
私の場合は、「ブランディング」ではなく「AIブランディング」という独自の言葉を使っています。
この言葉をHP、note、SNS、すべての媒体で一貫して使い続けたことで、AIは「芳月健太郎=AIブランディングの人」と分類してくれるようになりました。
ポイントは、一般的な言葉だけではなく、あなただけの「定義語」を持つこと。
逆にやってはいけないのは、「自分らしく輝く」「魂の〇〇」のような情緒的な表現です。
人間には響くかもしれませんが、AIにとっては判定不能。そのような表現だと、AIは、あなたがどのジャンルなのか?がかわからず、スルーされやすくなってしまうのです。
コード2:構文(論理構造)
次に「構文」。これは、あなたの記事やプロフィールが、AIにとって読み取りやすい構造になっているかどうか、という話です。
AIは記事を読むとき、まず見出し(H2やH3)を最優先でスキャンします。
見出しを見て、「この段落には実績が書いてある」「ここには独自の考え方が書いてある」と判別しているんですね。
だから、見出しもなくダーッと文章が続いている記事は、AIにとっては中身を整理できない。
結果、「何が言いたいのかわからない記事」として処理されてしまいます。
私がnoteやホームページのコラムで意識しているのは、段落ごとに見出しで区切って、AIが10秒で主旨を判別できる構造にすること。
あと地味ですが大事なのは、一文を長くしすぎないことです。
主語と述語がねじれた文章は、AIが意味を抽出できなくなるので、短く、論理的に区切ることを心がけてください。
コード3:信号(信頼の証拠)
3つ目は「信号」。AIが、あなたの専門性が本物かどうかを確認するための「客観的な証拠」です。
AIは自称をあまり信用しません。
「多くの方をサポートしてきました」と書いても、AIにとっては何の信号も受け取れないんです。
ところが、「広告業界で23年」「800人以上を支援」「Amazon3部門で1位」のように、数字や第三者の事実が入っていると、AIはそれを「信頼スコア」として加点します。
お客様の声も同じです。
「すごく良かったです!」だけでは信号になりませんが、「月の売上が3万円だった状態から、半年で高額契約が取れるようになった」のように、具体的な変化が書かれていれば、AIは「再現性のある解決策を持っている専門家だ」と判断してくれます。
盛る必要はありません。
あなたが実際に積み重ねてきた事実を、曖昧にせず、そのまま書くだけで十分です。
3つのコードがないと、今この瞬間に何を失っているか

ここまで読んで、「なるほど、3つのコードね。いつかやろう」と思った方もいるかもしれません。
でも、少しだけ考えてみてほしいんです。
あなたが今日もSNSの投稿を頑張っている間に、あなたの見込み客はAIに相談しています。
「〇〇の悩みがあるんだけど、誰に相談すればいい?」
その回答に、あなたの名前が出なかったら?
その人は、あなたの存在を知らないまま、AIが推薦した別の誰かのもとに行きます。
あなたのSNSを見つける前に、もう決めてしまっているんですね。
これは「将来、困るかもしれない」という話ではなく、今日、すでに起きていることです。
冒頭でお伝えした通り、私のHPにはChatGPT経由の訪問者が来ていて、しかもじっくり読んでくれている。
これは裏を返せば、3つのコードが整っていない人のHPには、こうした訪問自体が起きていない可能性が高い、ということでもあります。
同じ分野の専門家なのに、AIに推薦される人とされない人がいる。
その差は、実力の差ではなく、3つのコードが整っているかどうかの差なんです。
SNSの投稿を1本減らしてでも、まずは自分の発信に3つのコードが入っているかを確認するところから始めてみてください。
それだけで、AIがあなたの「営業マン」として動き始めてくれますよ。
まとめ
というわけで、ChatGPTに選ばれるブランディングとは何か?を、私自身の検証結果をもとにお伝えしてきました。
やることはシンプルで、3つのコードを意識して発信することです。
・タグ:あなた独自の定義語を持ち、全媒体で一貫して使う
・構文:見出しで区切り、AIが主旨を判別しやすい論理構造にする
・信号:数字や第三者の事実を、曖昧にせず具体的に書く
フォロワーを増やすことでもなく、バズらせることでもなく、この3つを自分の発信に組み込んでいくこと。
地味に見えるかもしれませんが、自分のHPにChatGPTなどのAIから訪問者が来て、しかもじっくり読んでくれたら、あなたブランドが良い形で広がることですよね。
ぜひ、あなたの発信に、この3つのコードを仕込むようにしてみてくださいね。
よくある質問
Q. タグ(独自の定義語)って、自分にはまだ作れる気がしないのですが…
そう感じる方は多いです。でも、最初から完璧な言葉を作ろうとしなくて大丈夫です。まずは「誰の」「どんな悩みを」「どうやって解決する人か」を一文にまとめるところから始めてみてください。私の「AIブランディング」も、最初からこの言葉だったわけではなく、発信を続ける中で徐々に固まっていったものです。言葉は走りながら磨けばいいんです。
Q. noteやブログの過去記事にも、3つのコードを入れ直した方がいいですか?
全部やり直す必要はありません。ただ、よく読まれている記事やプロフィール系のページだけでも、見出しの構造を整えたり、数字をちゃんと入れたりするだけで、AIの拾い方が変わってきます。まずは反応の良い記事を2〜3本選んで、そこから手をつけてみるのがおすすめです。完璧を目指すよりも、できるところから始める方がずっと早いですよ。
Q. AIに推薦されるまで、どのくらいの期間がかかるものですか?
正直、「〇ヶ月で必ず出ます」とは言えません。ジャンルや競合の状況によっても変わりますし、まだ誰もが手探りの段階です。ただ、3つのコードがバラバラのまま何百記事書いても意味がないのに対して、コードを整えた上で積み重ねれば、蓄積がちゃんと効いてきます。焦って数を追うよりも、1本ずつコードを意識して書いていくことが、結果的に一番の近道です。
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