コラム

個人起業で成功するには「売れている人」のマネでOK!どこをどう真似ればいいのか

今まさに、個人起業・独立の準備をしている人、個人起業したばかりの人…あなたは、これまで起業塾や経営塾・ビジネススクール・講座などに参加してきましたか?

 

それともここまで独学でがんばってきたでしょうか。

 

どちらにしても、「学ぶこと」って楽しいですよね!

 

面白いと感じれば感じるほど「自分もこれができるようになりたい!」と思うので、ますますスキルアップのモチベーションも上がりますよね。

 

今回は、講師やメンター・ネットで見つけた目標とする人など、「こんな風になりたい」と思う相手を「モデリング」つまり「マネ」することで、起業を成功させるコツをお伝えします。

 

スクールと実際のビジネスはどこが違う?

自分のビジネスをより成長させるために、コーチングやカウンセリング、集客のためのセミナーなどに通ったことがある、あるいはいま通っている…という人も多いと思います。

 

学びの場では、みんな一生懸命,講師のワザを取り入れようと努力しますよね。

 

私自身も、コーチングのスクールに通ったときは、毎回、有益なノウハウを必死に覚えて帰るべく努力したものです。

 

しかし、いざ自分のビジネスの現場でスクールと同じことをやろうとすると、

 

いまいち習ったとおりにいかない

うまく取り入れられない

 

と感じ、困ってしまいました。

 

皆さんもそんな経験はないでしょうか?

 

スクールでは「こうやってみましょう」という型やお手本を教わりペアワークなどで練習しますし、講師という1つの目標があるため、その人をマネすることが当然のように思いますよね。

 

でも、実は、スクールで学んだことをあなたのビジネスに生かすには、そっくりそのまま使ってはうまくいかないんです。

 

あなたの業種・ビジネスのスタイルに合ったものに「応用する」というステップが必要で、「マネ」だけでは本当に使えるものにはなりません。

 

習ったことに加えて応用力・創造力を発揮しなくてはならず、そこが少し難しくてつまづいてしまう人も多いんです。

 

自己流の落とし穴…伸び悩む原因とは

 

では、習っても無駄だから、自己流でやればいいのか?というと、残念ながら、自己流もやはりどこかで伸び悩んでしまうことが多いんです。

 

特に私がよく目にするのは、それまで人から習わずに自力で稼いできた人が、年商1千万前後で売り上げが頭打ちになってしまうケースです。

 

こういう人たちには、次のような特徴がよく見られます。

 

  • 告知文・セールス・LPなどは作るが、適切な伝え方を無視してしまっている
  • 商品構成や集客導線がバラバラで入り乱れている

 

要するに、自己流で正しい型を知らないまま適当にやったら、そこそこ上手くいった…という状態なんですね。

 

なまじ、あるていど成果が出ているので、やり方を変えるのをプライドが邪魔したり、変化にともなう一時的な売上減に耐えられず、いつまでも足踏みしてしまうこともあります。

 

こういうことを考えれば、やはり私は、なるべく早い段階で「セオリー」を知り、それに忠実に実践する習慣をつけるのをおすすめしています。

 

いわゆる「守破離」の「守」をしっかりやりましょう、ということですね。

 

■ 守破離(しゅはり)とは…日本古来の武道や芸術で、師の流儀・型を忠実に守り、実践すること

 

意外かもしれませんが、セオリーに沿ってすすめるほど、不思議と「売れるオリジナル」ができやすい…というのも私の実感です。

 

自分のビジネスに生かせる「マネ」のやりかた

「まずは売れている人のマネをしよう」

「でも、そっくりそのままではダメ」

 

…なら、いったいどうすればいいの!?

 

と思うかもしれません。

 

「マネがうまい人は売れる」

 

とよく言われますが、では、いったい、何をどこまでマネすればいいのでしょうか?

 

マネするときのポイントとして私がおすすめするのは次の2点です。

横に並べてマネする

1つめは、売れている人のLP(ランディングページ)や広告、発信内容などを見つけて、自分の作ったものと並べて比較してみることです。

 

パソコンの画面で左右に並べ、文章の校正のように、違う部分をチェックして忠実に同じように直していきましょう。

 

といっても、もちろん文章や画像をコピーしてはいけません。

 

何をマネるかといえば、

 

  • 全体の文字数
  • どこで申込みボタンを設置しているか
  • どのあたりで商品を勧めているか

 

などを見て、合わせていきましょう。

 

このとき、お手本にした人(作者)は、どういう目的でここに申し込みボタンを設置したのか…などの理由を常に考えるようにしましょう。

 

すると作者の意図やねらいが見えてきて、次に自分が同じようにキャンペーンなどを仕掛けるときにどう組み立てればいいのかが分かるようになります。

 

「時間軸」をマネする

次にマネするべきは、お手本にした人のプロモーションの「時間軸」です。

 

  • このプロモーションの期間をどれくらいに設定したのか
  • 時間帯は何時頃から予告し始めるか
  • 期間中にどの程度広告を出すのか
  • 新企画を出す間隔はどのくらいか

 

など、「展開のタイミングや時間」をチェックしていきましょう。

 

そして自分の場合に置きかえてみれば、

 

  • どれくらいのスピードで仕事を進めなければならないのか
  • お手本の人とのギャップを埋めるにはどうすればいいのか

 

を自然と考えられるようになります。

 

おわりに

こうやって、お手本の中身や時間軸まで観察し、自分で実践することによって、売れている人の事例からたくさんの「技」を手に入れられます。

 

こうして事例をモデリングすることによって、「なぜ売れるのか?」というマーケティング感覚もつかめるようになります。

 

■ モデリング…他人の行動を観察することで、本人が実際に体験しなくても、その行動様式を学習し、身につけること

 

売れている人のマネ=お手本のモデリングは、あなたがビジネスを成長させるのに、なくてはならないモノなんです。

 

もちろん「コピペ」ではいけませんが、マネだ!と言われないレベルまで自分のビジネスや経験に落とし込んでいけば、ちゃんとオリジナルになります。

 

お手本にしたい人やサイトなどの「教科書」を手に入れたら、どこまでモデリングできるかはあなたにかかっています。

 

ぜひ、「マネ」に対するよけいな抵抗感は捨てて、基本を学ぶ姿勢でモデリングの技術を磨いてください

 

それがうまくなるほど、あなたのビジネスもどんどん成長できるようになりますよ!

 

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